「勇気のしずく」のこと
アドラー心理学は、別名、勇気づけの心理学とも呼ばれています。
勇気づけという言葉を聞くと、何となく、誰かを勇気づける・・・そんな感じがしませんか?
しかし、勇気づけは、誰かを勇気づけるよりも先に、大切なことがあるのです。
子どもにも大人にも伝えたい 想いを絵に
我が家は、5人家族。
いつも出かける時には、家族全員が、水筒(マイボトル)を持っていきます。
でも、暑い日のお出かけの場合。。。。
子ども達は、ごくごく、ごくごくとお水を飲んでしまい、
あっという間にボトルは空っぽに。
そんな時、ママの水筒に、お水が入っていたら。
ママのお水を分けてあげることができます。
もし、ママのボトルにお水がはいっていなかったら・・・。
子どもたちに分けてあげることはできません。
勇気づけも、これと一緒。
あなたの心のボトルに、勇気のしずくが入っていなければ、
勇気づけすることはできない。
「できてる」
「だいじょうぶ」
「失敗OK」
「いいね!」
「がんばってる」
自分自身を大切にして、自分自身を勇気づけして
心に勇気のしずくが、たっぷりたまって
そこで、初めて、誰かを勇気づけることができるのです。
勇気づけは、まずは、自分自身を大切にすること。
自分自身を満たすこと。
それが、一番大事。
そして、その勇気のしずく、ひとしずくが、ぽとんと落ちて、
誰かの心のボトルを満たしたり・・・・・。
そのひとしずくが、波紋のように広がって
遠く離れた誰かに届いたり・・・・・。
そんな風になれたら、うれしい。
まず最初は、あなた自身の心のボトルを満たすことから始めてみましょう。
あなたのこころのボトルに、勇気のしずくがたまりますように。