長谷静香です。
アドラー心理学も、コーチングも、潜在意識も大好きで、いっぱい学び、伝えているのですが・・・。
潜在意識の話をする中で、
「ピンチはチャンスですよ~」とか、「モヤモヤはギフトですよ!」とか、「嫌いな人は、師匠(大切な人)ですよ」などという話をすることがあります。
でも、「嫌いな人が師匠? ギフトってどういうこと?」と思われる方も多いです。
また、「世界は優しい」「人々は仲間だ」と思っていると、そういう世界になるし、
「世界はこわい」「人々は敵だ」と思っていると、そういう現実が創り出されていくんですよ・・・という話もよくします。
(これは、アドラー心理学の中の世界像の話)
そこで、最近の学びから、こういうことか!と私自身が腑に落ちたことがありましたので書いてみようと思います。
私自身は、最近は、ほとんど「あの人嫌い」と思うことはほとんどなくなりました。
でも、受講生さんや、娘たちと話していく中で、何か、分かりやすくお伝えできないかな・・・・と思っていたら、これだ!と思ったので。
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嫌いなあの人・苦手なあの人について
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例えば、あなたは、「Aちゃんは、自分のことを無視したり、いじわるをしたりしてくる。どうしても好きになれない。嫌い・・・」と思っていたとしましょう。
まず、嫌いな人は嫌いなままでいいのです。
アドラー心理学でも、2:6:2の法則としてお伝えしていることなので、全員に好かれているはずもないし、全員に嫌われているはずもない。
自分が嫌いと思う人がいても当たり前なので、それはそれでもいいのです。
そして、次が大事。
その嫌いな人は、あなたの人生の舞台で、そういう配役・嫌われる配役なのだと、さらりと受け入れる。
単なる「配役」なのです。
一人一人、人生の舞台は違います。
あなたが主人公&監督の舞台は、あなたがストーリーを決め、あなたが誰が何の役をするのかも決めています。
あなただけのストーリー。
そして、人はそれぞれ、自分だけの舞台を演じている。
私は、「長谷静香人生劇場」という舞台をやっているし、あなたは、「○○人生劇場」という舞台をやっている。
そこで、劇団員の仲間は、まったく同じ役ではなく、違う役をやっているでしょう。
私の舞台では、Aちゃんが、私の親友役。
でも、あなたの舞台では、Aちゃんは、あなたと敵対し、あなたをいじめる役・・・
かもしれません。
見方(舞台)が変われば、Aちゃんは、全く違って見える。
こういうこともあるわけです。
でも、いざ、それぞれの舞台から降りれば、Aちゃんは、Aちゃん、同じ劇団の仲間なんですね。
談笑することもあるでしょうし、一緒にご飯を食べに行く幸せな関係かもしれません。
「世界はやさしくて、人々は仲間」ですね。
だから、もしも、人生で、「この人って、いやだな~」とか、「なんでこの人、こんなことを言ってくるんだろう、絶対好きになれない!」と思ったら、
それは、それでOK。
好きにならなくてもいい。
でも、「あ~、この人は、私に嫌われる役を演じるためにいてくれるんだな。」と思ってみてください。
そして、不思議なことに、その嫌われる役を演じてくれる人は、あなたに何かを気づかせるためにわざわざその役を演じてくれていること・・・・が多いのです。
人は一人一人光のような存在。
根っこから悪い人はいない・・・と私は思っています。
何を気づかせようとしてくれているのかな?と思いを馳せるのもいいですね。
最後までお読みくださりありがとうございました。
長谷静香でした。