「忘れ物は届けない」のつぶやきから見えてきたこと

長谷静香です。

昨日、仕事に行く前に、ぽっとFacebookにつぶやきました。

【忘れ物は届けない】
年長三女の髪を結んでいる間に、小学生二人がバタバタと学校に行きました。
ふと・・・・玄関を見ると、ビニール袋が・・・。
2リットルのペットボトル・・・。
小3の次女が、着衣水泳で使うペットボトルを忘れていってる・・・。
月曜日から楽しみにしていたのに・・・。
忘れても入らせてもらえるのかな?
先生からかしてもらえるのかな?
でも、これは、子どもの課題。
SMILE講座で学びます。
忘れ物は届けない。親は忍耐(笑)
帰ってきてからの次女の話、どうかな?

すると、思いがけずたくさんのコメントをいただいて・・・。

「私も届けませ~ん」
「なんとかやってるよ~」
「ものによっては届けるかな?」
「【親切】にカテゴライズして届けてもいいのでは?」
「昔、お母さんに電話して届けてもらったこと数回、心があったかくなる思い出です」など。

さまざまなお声をいただきました。

まず、結果からお話ししますと、
帰ってきた次女、プールバックを重そうに抱えて帰ってきたので、プールには入れていました。

「入れたんだね♪」というと、
「うん♡」とニコニコ。

あれ?ペットボトル忘れたこと、気づいていない?

「ペットボトル忘れた?・・・・」というと、

「うん、そう、(学校に行く)途中、気づいたよ。でも、あれね、なくても大丈夫だったんだ!先生がボールを貸してくれた。

でも、私は、Yちゃんにペットボトル貸してもらったんだ」

「Yちゃんは、どうしたの?」

「Yちゃんは、ボールでやりたかったから、私はペットボトルがよかったから、交換したの」

なるほど~。
忘れたけれど、結果はオーライでした。

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私自身も、FBの書き込みをした後、そういえば、長女は、着衣水泳のとき、毎回ペットボトル持っていなかったことを思いだしたのです。

たしか、必須じゃなかったな~と。

でも、今回、次女がペットボトルを持っていくこと自体を楽しみに準備もしていたので、そこに注目していたのだなあ・・・と。

この事実と、みなさんからいただいたコメントをふまえて改めて気づき感じたこと。

次女に関しては、何となくまだまだ私自身がお世話をしたい、介入したい気持ちでいるのだということにも気づきました。

そして、「課題の分離」だから忘れ物は届けない。という考え。

もちろん、これもいいのだけれど、そこは人間だから、感情もある。
そして、それ以外の周りの状況もある。

「絶対に届けない!ではなく、【親切】というカテゴライズにして届けてもいいんじゃないかな?」というお声もありました。(Aさんのコメントから)

アドラー心理学を学んでいるからといって、杓子定規に型に当てはめる必要はないのだと改めて気づきました。

ほめと勇気づけもそう。

勇気づけの方がいいけれど、ほめることが絶対にダメではない。
ほめを広げる感じで勇気づけにしていけばいい。

課題の分離もそうなのかな?と。

できれば、課題の分離をした方がいい。

でも、親の軸がしっかりしていれば、
ある時は、子を思う親心として届けるのもありだと思うし、
その記憶が、大人になってから思うと「大切にされていたあったくなる思い出」として残るかもしれない。
(Tさんのコメントから♡)

立ってるだけで熱中症になりそうな気温の中、水筒を忘れたら、もちろん、命を守るために!と、届けてもいいと思うし、

学校に冷水器があるから大丈夫でしょうと、届けないのもありだと思う。

要は、自分自身が子育ての軸をしっかり持っていれば、
そのとき、優しさや親切心で、子どもの課題に介入したとしても、それはそれでいいのかも・・・。

ここ・・・・解釈によっては難しい部分だけど、伝わるかな~~~。

何でもかんでもやってあげるのは、もちろんNGだし=あまやかし

大人の対応で、子どもは何を学ぶか?というのは、常に意識していなければいけない。

でも、だからといって、きっぱり線引きするよりも、ある程度歩み寄ったり、妥協したり、折れることも必要なのだと思います。

まず親が色々なことを学び、引き出しを増やしておく。
そして、その時必要なことを臨機応変に、柔軟に適応していくことが大事なのだろうと思っています。

私たち、大人ができること。

子どもが大人になって一人で生きていけるように、サポートすること。
信じて待って任せること。

かな・・・。(結局そこに落ち着く)

今回のつぶやきでたくさんの方の考えを聴くことができて、改めて学びを深めることができました。
ありがとうございました。

長谷静香でした。

 

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